日本の交通ルール大改革!自転車のスマホ操作に罰金1万2000円、免許取得最低年齢17歳半に引き下げ!

2025.05.09 | 日本生活

日本警察庁が重大な発表を行いました。来年4月1日から、自転車運転中の「スマホ操作」に対し最高1万2000円(約570元)の罰金が科せられることになります。

自転車事故の多発を受けたこの制度改正は、各界で大きな議論を呼んでいます。従来、日本では自転車の交通違反に対する対応が比較的緩やかでした。

軽微な違反には口頭指導や警告にとどめ、事故リスクの高い危険行為のみ「赤切符」を交付し刑事手続きに移していました。しかし状況が変化し、昨年全国で交付された赤切符は5万1564件と、10年間で4倍以上に急増しています。

赤切符は調査・出頭・調書作成などの煩雑な手続きが必要なものの、多くの案件が不起訴処分となるため、多くの違反者が処罰を免れる抜け穴となっていました。

この抜け穴を塞ぐため、警察庁は「青切符」制度を導入し、反則金による直接処分を可能にする改革を決定。16歳以上が対象となり、自転車違反を113項目に細分化しました。主な内容は:

・運転中のスマホ操作:12,000円

・信号無視・逆走・歩道違反:6,000円

・イヤホン着用・傘差し運転・一時不停止:5,000円

・二人並列走行・二人乗り:3,000円

特にスマホを操作しながらの運転は最高1万2000円の罰金対象に。飲酒運転やスマホ操作による事故など重大な違反は従来通り赤切符で刑事処分の対象となります。また通勤・通学ラッシュ時や駅周辺など事故多発エリアで重点取り締まりを実施。

青切符を交付された場合、2つの選択肢が:

  1. 期限内に反則金を納付→刑事責任免除

  2. 未納→検察庁送致・刑事訴訟

つまり速やかに罰金を支払えば犯罪歴は残りませんが、支払わないと重大な結果に。さらに運転免許関連では、普通免許と準中型免許の受験資格が18歳から17歳半に引き下げられ、仮免許の早期取得が可能に。

在日中国人にとって自転車は日常生活に欠かせない移動手段ですが、慣れからくる油断が危険です。電話対応・ナビ確認・メール操作など、来年4月以降は文字通り「現金が飛ぶ」行為に。

電動キックボードから自転車、自動車から歩行者まで、交通安全への意識が急速に高まる日本社会。青切符の記録が累積すると、保険や信用情報など生活の様々な面に影響が及ぶ可能性も。自身と周囲の安全のため、交通ルール厳守を心掛けましょう!